インプラント治療

インプラント治療 IMPLANT

インプラント治療

虫歯や歯周病また怪我などで歯を失ってしまった場合に手術によって顎の骨に直接人工歯根を植え込む治療をインプラント治療といいます。歯を失ってしまった場合の治療法としてインプラント治療以外には、隣の健康な歯を削って抜けた部分の歯を支えるブリッジや針金付の義歯を取り付ける部分入れ歯などがあります。これらの治療方法と比較した場合、インプラントは直接骨に歯を取り付ける為、まわりの残っている健康な歯を削ることがなく、残っている歯の健康も守れます。またしっかり固定される為、モノを噛んだ時の噛み心地も良好です。

非常にメリットの大きいインプラント治療ですが、すべての人に最適な方法というわけではありません。口腔内の手術が必要になり、治療後のケアも大切になってきます。また健康状態によって適応できない場合もあります。インプラント手術が行えるかの判断は、全身的診査、口腔内診査、レントゲン診査、スタディモデル(歯型の模型)の分析により判断されます。

一般にインプラント手術による外科的な侵襲の程度は抜歯によるものと同程度と考えられます。

ですから手術そのものの技術も大切ではありますが、術前の骨の状態、咬合の状態、インプラントの種類、太さ、長さの選択などの診断の正確性がインプラント手術の成功させるためにより重要であると考えております。専門の医師による適切な事前診断によってインプラント手術が適応かどうかを判断するところにその成功の可否が決定されると考えております。

インプラント手術実績(平成28年7月16日現在)

インプラント手術
患者数
植立本数 5年以内脱落者 成功率
前歯部位 奥歯部位
184人 383本 1本 99.73%
77本 306本

考察

脱落に至った一つの症例は、患者さんの全身既往が問題でありました。骨粗しょう症と糖尿病の程度を診誤ったことによるものです。もちろん患者さんのどうしてもやってほしいという声に応えたのですが、それからというもの、それまで以上にもっと厳しく診断しています。
ちなみに1人で最高の植立数は17本です。適応さえきちんと診断したなら、可能です。

意外にインプラント手術の数が少ないと思われたかもしれません。上記の考察でも述べさせていただいておりますが、インプラントの診断を厳しくしたこともその要因だと思います。また、歯のないところ、どう補うか、今はインプラントに限らず、自家歯牙移植または矯正治療により欠損部に歯を動かす治療方法もあり、インプラント手術の数の裏にはそういったお口全体の治療として最適最善な治療方法を選択させていただいたことによるものと思っております。

当院が実施する最先端インプラント治療のご案内

CT撮影

インプラント治療では顎の骨がどういう形態になっているかを立体的に診ることが欠かせません。従来のレントゲンでは2次元の平面画像しか得られませんが、CTを用いると3次元の立体画像が得られ、平面画像ではわからなかった歯や顎の骨の詳細な立体構造や神経の位置などを精度高く把握することができます。そのため当院では手術前にCT撮影をお願いしています。

パノラマレントゲン画像 2次元の平面画像のみ

従来のパノラマレントゲン画像
2次元の平面画像のみ

CT画像 立体で把握

CT画像
立体で把握

Landmark System™

さらに当院ではインプラント手術支援システムの日本トップシェアであるアイキャット社のLandmark System™を採用。撮影したCTデータをコンピューターで解析しインプラントの埋入位置を高い精度でシミュレーション。パノラマレントゲン画像では診えなかった顎骨のカタチを3次元でしっかり把握し一歩進んだ安心・安全な手術を実現しています。

※Landmark System™とは?

大阪大学歯学部での研究成果を元に設立された株式会社アイキャット(iCAT)が開発しました。診断から手術までをトータルにサポートする、最先端のインプラント治療支援システムです。

Landmark System™
模型合成
下顎管仮抽出
インプラント仮置き
Landmark System™治療の流れ

STEP.1 CT撮影

Landmark System™治療の流れ STEP1 CT撮影

従来のレントゲン撮影では正確に把握することが難しかった、顎の骨の詳細な立体構造や神経の位置などを精度高く把握するために、CT撮影を行います。撮影は数秒間で痛みもありません。

またCT撮影の際の被ばく量は自然界で1年間に受ける被ばく量よりも小さく、確実で安全な治療のために非常に有効です。

STEP.2 診断・治療計画

Landmark System™治療の流れ STEP.2 診断・治療計画

撮影したCTデータを専用のインプラントシミュレーションソフト「LANDmarker™」に取り込み、患者さま毎の顎の骨の硬さや形、神経の位置などを詳細に確認しながら、インプラントの最適な埋入位置を診断します。

診断後には「LANDmarker™」を用いて分かりやすく全体的なインプラントの治療計画をご説明させていただきます。ですので、十分にご納得いただいた上で治療を進めていくことが可能となっております。

STEP.3 手術

Landmark System™治療の流れ STEP.3 手術

診断した結果を元に手術を行います。ソフト上で診断した位置にインプラントを精度高く埋入できるようサポートする手術支援器具「Landmark Guide™」を作製します。
より安心・安全な手術を実現するとともに手術時間を短縮し、患者さまの負担も軽減します。
Step.1〜3によって、リスクを軽減した上で最適な位置にインプラントを埋入でき、天然歯の代わりや義歯の土台として、インプラントが持つ機能を最大限引き出すことが可能になります。

O・A・Mインプラントシステム

当医院ではO・A・Mインプラントシステムを採用しております。O・A・Mインプラントシステムとは従来、無理とされていた骨の細いところでもインプラントができるシステムです。インプラントのために骨移植やその他の大がかりな手術を必要としません。そのため



1.今まで骨幅が細いため無理とされてきた方もできるようになりました。

2.基本的に電動ドリルを使わないため、安心、安全な方法です。

3.手術時の不快感も少ない方法です。



インプラント手術は受けたいけれど骨の状態が悪くてインプラントは無理と診断されていた方、また「やっぱり怖くて」と思われている方一度ご相談ください。



O・A・Mインプラントシステム治療の流れ
O・A・Mインプラントシステム治療の流れ 極細のドリル(直径0.3ミリ)でインプラントの位置決めをします。
極細のドリル(直径0.3ミリ)でインプラントの位置決めをします。ほんとに小さいから全く痛くありません。
歯科治療特有の嫌な音もありません。時間にしたらわずか1秒です。

O・A・Mインプラントシステム治療の流れ 細いリーマーで専用器具の細い通り道をつくります。
次に細いリーマー(手動のドリルみたいなもの)で専用器具の細い通り道をつくります。

手動ですから何も音がしません。当然、痛くもありません。
O・A・Mインプラントシステム治療の流れ 専用器具(O.A.Mオーギュメーター)を使い、穴を広げます。
次から専用器具(O.A.Mオーギュメーター)を使い、穴を広げます。
痩せてしまった骨でも少しずつ拡げるから骨が太く、丈夫になります。
O・A・Mインプラントシステム治療の流れ 太さを替えてだんだん穴を大きくしながら、さらに丈夫な骨にします。
太さを替えてだんだん穴を大きくしながら、さらに丈夫な骨にします。

歯科治療特有のドリル音がないため、患者さんは緊張することなく手術を受けられます。
O・A・Mインプラントシステム治療の流れ 必要な穴の大きさになるまで器具を取り替えながら徐々に拡げていきます。
必要な穴の大きさになるまで器具を取り替えながら徐々に拡げていきます。(図3~5)

骨を削らないから痛くありません。

O・A・Mインプラントシステム治療の流れ 骨とインプラント体が結合したら歯がはいります。
骨とインプラント体が結合したら歯がはいります。

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